君はリアルテックファンド永田社長の講演を聴いたか?

昨日は、いつもお世話になっている、下町ロケットで有名な某技術法務系法律事務所の勉強会にご招待いただきまして、リアルテックファンド永田社長の講演を聴いてきました。

永田さんは東大発ベンチャーとして有名なユーグレナの副社長でもあり、プレゼンで出てくるエピソードはすべて自らが実際に体験された超リアルな、しかもギンギンの成功体験ばかり。かつ、30代の現役バリバリで、自身の夢の実現に向けガシガシと走り続けており、その疾走感もすさまじいことこの上ないです。

そして何より、(IT等バーチャルテックの対義語としての)リアルテックで世界を変える、という熱い思い、もっと具体的に言うとテクノロジーで地球環境問題を解決するという夢を実現してやるという熱い思いがビシビシ伝わってきました。私は最近は「ものづくり日本とか言うけど、儲かるのはIT系ばかりでリアルな製品を作ってもちっとも儲からない」とか思ってましたが、そんなんじゃダメなんだよ!技術で世界を変えるっていう、その思いが重要なんだよ!ってことを痛感しました。

永田さんの講演によると、日本は技術の種はたくさんある、ただ、アントレプレナー(起業家)と、それをサポートする人たちが圧倒的に足りていないということでした。逆に言うと、起業家を支えるエコシステムが発展していけば、日本はまだまだ闘える、と理解しました。

質疑応答コーナーで質問させていただきましたが、アントレプレナーシップを醸成するには身近に成功例があることが大切だということです。私も成功例のお手伝いをしたい!!

そんなわけで昨日は永田さんから、多いなる勇気と「次はお前の番だ!」というメッセージを受け取りました。ロックンロール!

それからもう一つ、面白いと思ったのがNASAの門番の話を引用して(なんか元はケネディ大統領のエピソードらしいですが、ザッカーバーグがハーバードで演説して有名なやつみたいです。)、「全員がゴールを共有している組織は最強」と言っていたところです。NASAの門番の話は、ケネディ大統領がNASAの門番に「何やってるの?」って聞いたら「人類を月に送る手伝いをしてるんです」って答えたというやつです。確かにこれいいですよね。末端の人も全体のゴールを描いてるという。私もこれからは、「何の仕事してるんですか?」と聞かれたら「テクノロジーで世界を変える手伝いをしてるんです」って答えることにしようと思いました。